始まった子育て給付金、全額貯蓄世帯は約1割〜最も多い使い道は「ベビー・子ども用品」〜

コネヒト株式会社のプレスリリース

コネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 北吉 竜也、以下「コネヒト」)は、子育て世帯への臨時特別給付金に関連した一連の議論を踏まえ、給付金の活用方法に関する調査をママ向けNo.1アプリ(※1)「ママリ」の利用者を対象に実施しました。

■調査結果の概要

  • 給付金対象者の半数以上が「ベビー・子ども用品」に利用、貯蓄は4割
  • 給付金をすべて「貯蓄」に回す世帯は全体の約1割
  • 給付金の対象になっていることが妥当だと考える給付金対象者は6割にとどまる

■給付金対象者の半数以上が「ベビー・子ども用品」の購入に利用、「貯蓄」のみは1割未満
調査の結果、子育て給付金対象者の半数以上が「ベビー・子ども用品」に給付金を利用すると回答。続いて多かったのは、4割以上が回答した「貯蓄」、その後に「食費・生活費」、「保育費・学費・教育費」が続きました。

コネヒト株式会社「子育て給付金に関する調査」コネヒト株式会社「子育て給付金に関する調査」

一方、給付金全額を貯蓄すると回答した人は約1割にとどまり、給付金を利用しながら、余った額を貯蓄する傾向が見受けられました。給付金を貯蓄に回す理由は、「今後、今の収入より落ちる可能性があるため」「情勢が不安定なので、子どものために貯めたい」など、不透明な未来へ備える回答が多く見受けられました。

「ベビー・子ども用品」の購入に利用すると回答した理由は、「子育て世帯に支給されるお金だから子供のことに使うべきと思う」などといった、給付金の目的を意識した回答が目立ちました。

「食費・生活費」に利用すると回答した世帯の理由には、「コロナ禍で生活費が足らず困っているため」など、コロナ禍の長期化による家計への影響を和らげるために利用される傾向が高いことがわかりました。

また、世帯年収が低い世帯ほど給付金を食費・生活費に利用する傾向が高く、100万円以上150万円未満の世帯では66.7%、1,000万円以上の世帯では14.3%と、世帯年収によって給付金の利用方法が大きく異なることも明かになりました。

その他、「自粛期間我慢していた分楽しみたい」「半分は子供が行きたがっているディズニー旅行、半分は貯蓄」「クリスマスプレゼントを豪華に」など、非日常を楽しむために給付金を利用する世帯もいるようです。

■給付金の対象になっていることが妥当だと考える給付金対象者は約6割にとどまる

給付金の対象となっている子育せ世帯においても、子育て世帯のみが給付金の対象になっていることに違和感を感じていることも明らかになりました。子育て世帯のみが給付金の対象になっていることは妥当であると回答したのは6割未満にとどまり、約1割が妥当ではないと回答しました。

コネヒト株式会社「子育て給付金に関する調査」コネヒト株式会社「子育て給付金に関する調査」

​妥当だと回答した理由には「子育てにはお金がかかる」という声が多く、「保育園が休園になったりと働けない時が多かった」「​​育休中で収入が減っているため」など、子育て世帯特有の理由が見受けられました。

その一方で、妥当ではないと回答した理由には「子育て世帯ではなくとも他に生活に困窮している人はもっといると感じる」「うちも困って無いわけではないけど、もっと困ってる人や所に回して欲しい様な気もする」「学費や生活費は高校生以上の子どもがいる家庭も負担が大きい」「生活に困っているかどうかは子どもの有無ではわからないと思う」など、給付金の対象外となった世帯を気にする声が集まりました。

特に「貰っていいのかという気持ちになる」「困ってる人は他にもいるので申し訳ない気持ちもある」などのような、給付金を受け取ることに罪悪感を抱いている子育て世帯がいることも明らかになりました。

また、子育て給付金の妥当性を世帯年収別に見ると、給付金の対象者であっても世帯年収が1,000万円以上の回答者の3人に1人が「妥当ではない」と回答。「妥当ではない」という回答の理由は、給付金対象者を育児層にとどめるべきではないという声や、世帯年収ではなく、世帯主年収で給付の有無が決まることへの不満などが挙げられました。

コネヒト株式会社「子育て給付金に関する調査」コネヒト株式会社「子育て給付金に関する調査」

■調査概要
調査概要:子育て給付金に関する調査
調査期間:2021年12月23日
調査対象:ママリ登録ユーザー
有効回答数:722
調査方法:インターネット調査

■「ママリ」について
「ママリ」はママ向けNo.1アプリ、情報メディアを展開する、国内最大級のママ向けサービスです。

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※2:「ママリ」の初回登録時に入力された出産予定日と、厚生労働省発表「人口動態統計」から算出

■コネヒト株式会社について

「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、「家族を話そう」というキーワードをもとに家族像の多様性を実現するための活動に日々取り組んでいます。「家族像」という概念は、抽象度、個別性や変動性が高いものですが、まずはこれまで運営してきたママリが活かせる「子どもを望む家族」の家族像実現に向け、「育児の悩み」「家計の悩み」「不妊の悩み」を解決課題を設定し、取り組んでいます。また、並行して「社会の意識」も変革してゆきます。

私たちは、日々家族を学び、行動を繰り返し、時に志を共にするパートナーのみなさんとともに社会を前進させてまいります。

https://connehito.com

設立: 2012年1月
代表者:代表取締役 北吉 竜也
所在地:東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス5階

■本件に関するお問い合せ先
コネヒト株式会社 広報事務局
E-mail:pr@connehito.com

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